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s-bit(sビット) と sticky bit(スティキービット)

なぜかわかりませんが、Linux(UNIX)環境で、s-bit(sビット) と sticky bit(スティキービット) を混同している場面を多く見かけます。

s-bit もしくは sビット とは、ファイル/ディレクトリの持ち主権限でファイル実行したい場合に付与します。ls コマンドで表示したとき、以下のように 「s」が出力されます。

$ ls -l hellocmd
-rwsrwxr-x 1 tuser tuser 5304 Jul 8 11:16 hellocmd
$

一方、sticky bit(スティキービット)とは、元々実行プログラムをメモリにsticky(貼り付け)する場合に使うもので、古い時代のUNIXでメモリ常駐させたい場合に使うものでした。最近のLinux(UNIX)では、/tmp ディレクトリのように誰でも読み書きできるけど、ファイル/ディレクトリの持ち主だけ削除できるようにしたい場合などに使われます。ls コマンドで表示したい場合、以下のように 「t」が出力されます。

$ ls -al / | grep tmp
drwxrwxrwt 6 root root 4096 Jul 8 11:16 tmp
$

sビット と stickyビットの混同の原因は、lsコマンドで表示したときの 「s」 と 「stickyのs」がゴチャマゼになっているのかもしれませんが、sビット と stickyビットではできることが全然違います。
「stickyビット付ければいいよっ。」と言われて、「chmod +t ~」してみたものの持ち主権限でプログラムが動かないなどないように使い分けはしっかりしましょ。

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