RPMとは、RPM Package Manager の略です。
かなりわかりづらいですね。(笑)
ここでいうパッケージ(Packege)とは、 設定ファイルやら実行モジュールなどを一個のファイルにまとめたものぐらいの解釈でよいです。Red Hat Enterprise Linux(RHEL)、Fedora、Vine Linux、Debian GNU/Linux、Ubuntu Linux等ディストリビューションは様々ありますが、それぞれでパッケージの管理方法があって、Red Hat 系では、RPMというパッケージ管理方法を採用しています。
通常は、~.rpm の拡張子のファイルをインストールのときに使います。
では、実際に使ってみましょう。まずは内容表示系の操作から。
【マシンに導入されているrpmパッケージ一覧の表示】
# rpm -qa
【rpmパッケージに含まれるファイルやコマンドの一覧を表示する】
# rpm -ql パッケージ名
※パッケージ名は、rpm -qa コマンドで表示されたものを使用する。
例) bash-3.0-19.3パッケージに含まれるファイル、コマンド一覧の表示
# rpm -ql bash-3.0-19.3
【ファイルやコマンドがどのrpmパッケージに含まれるか確認する】
# rpm -qf コマンド名orファイル名
※コマンド名orファイル名は、フルパスの必要があります。
例) bashがどのパッケージに含まれるか確認する
# rpm -qf /bin/bash
bash-3.0-19.3
#
【rpmパッケージの概要を確認する】
# rpm -qi パッケージ名
例) bash-3.0-19.3パッケージの概要を表示する
# rpm -qi bash-3.0-19.3